ショパールがヴァレンタイン・コレクションを発表~「ハッピースポーツ」、「ハッピースポーツ ローズ・オブ・キャロライン」やジュエリー
2024 Valentine’s Dayに向けた、ショパールのハッピーでプレイフルなジュエリー&ウォッチのコレクション。 柔らかでフェミニンなピンクカラーの 文字盤が特徴的な「ハッピースポーツ」ウォッチや、ピンクオパールをあしらった可憐なハートモチーフの新作ジュエリーなど、メゾンのアイコニックなコレクションを一挙紹介。
「ハッピースポーツ ローズ・オブ・キャロライン(Happy Sport Rose de Caroline)」
ダイヤモンドをセットした18Kエシカルローズゴールド製。ショパールのレディスウォッチにおけるアイコンがクリエイターに捧げるオマージュ
ショパールアトリエのウォッチメイキングとジュエリーにおける専門技術の究極の証とも呼べる「ハッピースポーツ」コレクションに、直径36mmのジュエリーウォッチが新たに登場しました。ピンクカラーのプレシャスストーンが、18Kエシカルローズゴールド製の「ハッピースポーツ ローズ・オブ・キャロライン」に魅惑的なグラデーションを描きます。ピンクサファイアとルビーで装飾されたベゼルとアワーマーカーには、メゾンが誇るジェムセッターの卓越した技術が発揮され、コレクションのシグネチャーであるムービングダイヤモンドに、これまでになく壮麗な舞台を提供しています。マザーオブパール文字盤の中央部には、繊細なギョーシェ装飾が施され、高精度の自動巻きムーブメントが時を刻みます。1990年代、キャロライン・ショイフレが、このウォッチの成功に対してアトリエマネージャーと腕一杯のバラを賭けた「ハッピースポーツ」は、後にあらゆる予想を覆し、真のアイコンとなりました。このモデルは、コレクションを生み出したクリエイターへのオマージュなのです。
若きクリエイターの大胆な発想
キャロライン・ショイフレは、1990年代半ばにクラウンペンダントをデザインしたことをきっかけに、ファミリーメゾンの一員に迎えられました。テニスコートでも、ビジネスランチでも、夜の外出時でも同じように身に着けられ、高級感とカジュアルなデザインを併せ持つユニークなスタイルの時計を考案した彼女は、両親が発表したムービングダイヤモンドのコンセプトを再解釈したコレクションを製作します。「diamonds are happier when they are free(解き放たれて自由を得たダイヤモンドは、とても幸せでしょうね)」 − 1976年にコレクション初のプロトタイプを目にしたキャロライン・ショイフレの母はこう呟き、後にそれが「ハッピーダイヤモンド」という名前へと繋がりました。
「ハッピーダイヤモンド」ウォッチでは、ケースの外周を自由に舞っていたムービングダイヤモンドに、次は文字盤上の舞台を用意しようと考えたキャロライン・ショイフレに、アトリエマネージャーの1人がそれは不可能だと反対し、「キャロライン!もしこの時計を売ることができたなら、時計1本につき1輪のバラを贈るよ。」と伝えました。「ノー」は答えではないと常々考えていた彼女は、それを聞いてさらに決意を強くし、自身のアイデアを実現可能なプロジェクトへと昇華させることに奔走しました。例えば、ムーブメント、文字盤、針、2枚のサファイアクリスタル、そして数個のダイヤモンドが踊るように配された時計が、厚くなりすぎないようにするにはどうしたらいいのでしょう?
その答えは1993年に発表され、人々を大いに驚かせます。時計製造史上初となる、スティールとダイヤモンドを組み合わせた時計には、しなやかで着け心地のよい“ガレ”リンクブレスレットが合わせられ、ラグとリューズにセットされたカボションカットのサファイアが、端正なブルーの針と対を成していました。そして、白い文字盤の上に解き放たれた7つのムービングダイヤモンドがくるくると踊る様子は、人生におけるさまざまな変化を思わせるものでした。
まさにその名の通り、「ハッピースポーツ」は新たなカジュアルシックファッションのアイコンとなり、メディアから高く評価され、市場でも大きな人気を集めました。そして、時計が1本売れるごとに1輪のバラを贈ると約束していたアトリエマネージャーは結局、共同社長にバラの木を贈ることとなりました。現在、キャロライン・ショイフレは、ショパールのブティックで初めてハッピースポーツを購入する若い女性たちが、彼女たちの母親や祖母が身に着けていたモデルを思い出している様子を眺めては、自身に贈られた豊かに咲き誇るバラの木を茶目っ気たっぷりに思い出しています。商業的に失敗するであろうと言われていたこの時計は、見事な成功を収め、あらゆる世代の女性を魅了し続けています。
IWC スーパーコピー伝説のクリエイションに敬意を表して
ショパールは、創造性、粘り強さ、女性ならではの直感にオマージュを捧げる「ハッピースポーツ ローズ・ オブ・キャロライン」の発表に際して、再び同じストーリーを辿りました。キャロライン・ショイフレが庭で愛するバラを育て、その花を目にして逸話を楽しく思い起こすように、バラもまた、18Kエシカルローズゴールド製36mmケースにダイヤモンドをセッティングしたジュエリーウォッチのデザインにインスピレーションを与えているのです。ベゼルと文字盤のアワーマーカーにパヴェセッティングされたピンクサファイアとルビーのカラーグラデーションは、彼女の庭に溢れる春の色彩と呼応しています。
中央に繊細なギョーシェ彫りが施された文字盤は、安らぎと豊かな思索をもたらします。滑らかな質感のマザーオブパールにうねるような模様ときらきらとした反射で加えられたアクセントは、陽光の穏やかな柔らかさを想起させます。その文字盤の上で、ムービングダイヤモンドが魅せる可憐な舞いは、絶え間なく進んでいく時の流れから遠く離れた、心安らぐひとときを演出するでしょう。
リューズとカボションにセットされたルビーは、レザーストラップのフューシャピンクと調和し、この時計に独自の魅力とタイムレスなエレガンスを宿しています。
ジュエリーの技巧とウォッチメイキングの専門技術を両立するショパールは、「ハッピースポーツ ローズ・オブ・キャロライン」に42時間のパワーリザーブを備えた自動巻きムーブメントを搭載しました。
さらに、「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」にコミットするメゾンは、マニュファクチュールが製造する全ての時計やジュエリーと同様に、今回の新作タイムピースにもエシカルゴールドを採用しています。
【技術仕様】
ハッピースポーツ ローズ・ オブ・キャロライン
Ref.274891-5025 – ピンクサファイア、ルビー、ダイヤモンドをセットした18Kエシカルローズゴールド製
ケース:全面にダイヤモンドをセットした18Kエシカルローズゴールド製
外径 :36.00 mm
厚さ :12.65 mm
防水性: 30m
・ルビーをセットしたファセットカットの18Kエシカルローズ
・ゴールド製リューズ 6.00 mm
・ルビーをセットした18Kエシカルローズゴールド製カボション
・バゲットカットのピンクサファイアとルビーをセットした
・18Kエシカルローズゴールド製ベゼル
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバック
ムーブメント:自動巻きムーブメント
外径 :26.20 mm
厚さ :3.60 mm
石数 :25
・振動数 毎時28,800回(3.5 Hz)
・パワーリザーブ 約42時間
文字盤と針:中央にギョーシェ装飾を施したテクスチャード加工のピンクマザーオブパール文字盤
・サークル部分にダイヤモンドをセット
・ブルーの転写
・7石のムービングダイヤモンド
・ゴールド仕上げのローマ数字
・ピンクサファイアとルビーをセットしたアワーマーカー
・ゴールド仕上げの円錐形時針、分針
・ゴールド仕上げのバトン型秒針
機能:時、分、秒表示
ストラップとバックル:パール調のフューシャピンクアリゲーターストラップ
・ダイヤモンドをセットした18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル
ショパールブティック限定
「ハッピースポーツ」
ムービングダイヤモンドが舞うアイコンウォッチにピンクカラーモデルが登場
「ハッピースポーツ」は、輝かしい運命へと力強く前進する女性のためのタイムピースです。1993年の発表以来、躍動感溢れるムービングダイヤモンドの奏でる旋律が、このショパールウォッチの生命力を魅惑的に表現してきました。今回、直径30mmと36mmのルーセントスティール™製ケースで展開される「ハッピースポーツ」から、ピンクカラーの文字盤が柔らかさと女性らしさを醸し出すモデルが新たに登場します。
©Fédéral-Studio
ダイヤモンドの舞…
まるで身に着ける人を守るかのように丸みを帯び、優しく包み込むような文字盤は、慌ただしい日常の合間にふと一息つく女性の視線をその魅力で自然と引き付け、癒してくれます。「ハッピースポーツ」 ウォッチは、偶然性と運動エネルギーの作用で自由に動き回るムービングダイヤモンドの舞を通じて、その人自身の動きを鏡のようにいきいきと映し出します。「ハッピースポーツ」、それは女性たちが日々新たに創造する、自由なスピリットとジョワ・ド・ヴィーヴル:生きる歓びを表すストーリーです。
©Patrick Csajko
そして、色彩が織りなすワルツ
最新モデルの文字盤の中心にはパステルの静謐な色調が広がり、神々しい繭のようなウルトラシックな気品が視線を引き付けます。スカイブルーやミントグリーンカラーに続く今回の新作モデルは、確固たる女性らしさを象徴するピンクカラーをサンバースト仕上げの装飾が強調し、尽きることのない輝きがコレクションに宿るジュエリーを思わせるクラフツマンシップを際立たせています。また、文字盤の色調に合わせ、リューズにはピンクサファイアが美しく輝きます。
ダイヤモンドとルーセントスティール™の調和
ムービングダイヤモンドの美しい動きをより楽しめるよう、「ハッピースポーツ」の直径30mmまたは36mmのケースとリンクブレスレットには、ショパール独自素材の「ルーセントスティール™」が採用されています。80%のリサイクル素材で構成されるこの合金は、サージカルスティールと類似した特性を示し、一般的なステンレススティールに比べ、より輝きや耐久性、着け心地に優れています。
©Fédéral-Studio
無限のクリエイティビティ
1993年に誕生した「ハッピースポーツ」は、ミックス&マッチを得意とするスタイルアイコンであり、ジャンルの垣根を越え、ステンレススティールとダイヤモンドが軽やかに組み合わせられています。先鋭的かつ先見の明を持つメゾンの共同社長兼アーティスティック・ディレクター、キャロライン・ショイフレが考案したのは、驚くほどの美しさを備えた、しかし堅苦しさを感じさせないタイムピースです。洗練を感じさせながらもスポーティ、遊び心と茶目っ気に溢れる現代的な時計は、女性らしさの本質を失うことなく、自由なデザインで楽しませてくれます。「ハッピースポーツ」は果てしなく続く変革への扉を開き、女性の解放へと向かって動き始めた世界を牽引していきます。手首に着けるタリスマンから女性たちへ、"Be Happy ! " のパワーを。