10月26日、27日の二日間に渡り新潟と群馬に研修旅行に行ってきました。新潟県小千谷市ではおじや震災ミュージアムそなえ館にて視察を行いました。いつかは来るであろう東海地震に備え、震災に遭われた方々の経験が非常に勉強になりました。二日目は世界遺産に登録された富岡製糸場を見学しました。富岡製糸場は明治政府がフランスの絹糸生産技術を導入し、日本独自の自動繰糸機の実用化まで製糸の技術革新を行ってきました。高品質な生糸の大量生産に貢献し、養蚕、製糸分野における世界との技術交流と技術革新を示した絹産業に関する遺産です。日本が開発した生糸の大量生産技術はかつて一部の特権階級の物であった絹を世界中の人々に広め、その生活や文化を更に豊かなものへと変えました。
(富岡製糸場パンフレットより抜粋)